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風邪擬き(慢性上咽頭炎)の診断、治療&予防法

January 11, 2020

<慢性上咽頭炎>
鼻孔の奥で口蓋垂(のどちんこ)裏側上にある上咽頭はほこりなどの汚れた空気やウイルス、細菌に常に曝される為に、誰にでも程度の差は有りますが炎症を起こしています。
その中で8割が病的炎症の状態にあり、更にその2割程度の人に頭痛や鼻炎、のど痛、後鼻漏、肩こり等の症状がある酷い「病的炎症」が起きていると推測されています。


<診断>
熟練の耳鼻科医でも内視鏡などの目視だけでは、慢性の上咽頭炎を正確に診断するのは難しいと言われています。
従い確定診断する為には、綿棒に塩化亜鉛という薬液を染み込ませて、上咽頭を擦って綿棒に血液が付くか否かと患者の痛みの程度で炎症の程度を診断します。
出血が酷く、痛みが強いほど重症度が高いとされます。


<治療法(Bスポット治療)>
上記の診断で病的な慢性炎症が有ると診断された場合は、塩化亜鉛を染ませた綿棒や捲綿子を鼻の孔と喉から差し込み上咽頭を擦(擦過)って炎症部位を治療します。
これは一般的にBスポット治療と呼ばれています。
この手技は、次の3つの機序で治療を行うものです。

 


1 塩化亜鉛による収斂作用で炎症を焼く
2 腫れた上咽頭から出血を促し(瀉血)炎症の回復を図る
3 擦過で迷走神経を刺激して自律神経の失調を改善する


この治療法は、上咽頭炎の関連痛やその症状に起因する場合
には頭痛、鼻炎、後鼻漏、のど痛、肩こりなどに対して
即効性が期待できます。


<予防法>
慢性上咽頭炎は自律神経と密接に関連しているために一旦、症状が治まっても自律神経に影響する要因が加わると再び、直ぐに慢性上咽頭炎が悪化します。

そのため色々な対策が大切になります。

 


・乾燥を予防し急な寒暖差に対処する
・身体、特に首回りを冷やさない
・普段の生活でストレスや疲れに旨く対応する
・風邪を引かない



最後に、慢性上咽頭炎には薬剤(抗菌剤や抗生剤が)が効かないことを特記します。



NAOはり灸院
Staff M.T

参考書籍:{病気が治る鼻うがい法} 堀田 修 著





 

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