風邪と擬き(もどき)の違い~慢性上咽頭炎

周りに何時も風邪気味だという人が居ませんか? かく言う私もその一人です。 風邪を引いた憶えがないのに突然、頭痛や鼻炎、せきなどの体調不良が現れ、服薬や風邪対策をしてもなかなか快復しない時があります。 これは、もしかしたら上咽頭(鼻の奥、のどちんこの裏側)に起きている慢性炎症の悪化が原因かもしれません。 上咽頭の表面は繊毛上皮細胞で覆われていて、常に粘液を分泌しています。 この粘液と表面の繊毛の働きによって進入してきたほこりやウイルス、細菌などの異物を押流し痰として口外に排出する免疫機能を持っています。

これは<外来向け抗原免疫反応>と言われ、随伴して発熱や頭痛などの風邪の症状をもたらします。 一方、疲れやストレス、首回りの冷え、寒暖差、病気、老化などで身体の免疫力が下がると簡単に上咽頭の炎症が悪化して不快な風邪の様な症状が出ることが分かっています。 これを<内在抗原向け免疫反応>と言い、風邪などのウイルスに感染していないのに頭痛、鼻水・鼻つまり、後鼻漏、歯痛、肩こり、倦怠感など様々な不快症状を引き起こします。 私の主治医に「また風邪を引きました」と訴えると「これは風邪擬きですね」としばしば一蹴されてしまいます。 確かに熱は出ないし(微熱程度)、鼻水や痰は透明でいわゆる風邪の時の黄色味を帯びた痰(ウイルスなどの死骸)とは違うことが多いです。 次回コラムでは治療と予防法をご紹介します。                      NAOはり灸院 staff M.T <参考書籍> 「病気が治る鼻うがい健康法」 堀田 修 参照:P54~59及びP75~78


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