不安障害とくすり(その2)~不都合な真実

約20年間の通院で7名の精神科や心療内科の医師から治療を受けました。

おかげで急性期の苦しい時期を乗り越えることが出来ました。

しかし緩解後の“ベンゾジアゼピン系薬剤”の抗不安薬の止め方は

どの先生からも指導してもらえませんでした。

減薬・断薬の苦しさを訴えても「この薬は安全だから・・・」、

「一生飲み続けても問題ない」、「気のせいです」、「薬は少量だから・・・」

「少しずつ減らせば大丈夫」といって取り合ってもらえませんでした。

詳細は省略しますが、この薬を止める時には心と身体に様々な症状が出て

言葉では表せないような気分の悪さや突然現れる不安感を経験しました。

また頭痛や吐き気、筋肉痛などにも悩まされました。

そこで「断薬については医師には頼れない」と思い様々の情報を調べて

次の医療情報に行きつきました。

結果として、このマニュアルを参考にして試行錯誤しながら自分に合った

方法を見つけて薬を止めることが出来ました。

―「アシュトンマニュアル」

英国の医師ヘザー・アシュトンがベンゾジアゼピン系薬剤の

離脱専門クリニックで多くの患者を減薬、断薬させた経験をもとに、

段階的に減薬する方法をまとめた手引書です。

インターネットに日本語版が公開されています。

(我々一般の人も理解できるように書かれています。)

http://www.benzo.org.uk/manual/index.htm

― 私の断薬法

断薬成功のキーワードは“ゆっくり”と“段階的に”です。

最後に処方されていた薬はソラナックス0.2mg(0.4mg半錠)でした。

体調をみながら2月毎に最初は10%、後には5%ずつ減薬して

結果的に約2年かけて断薬しました。

途中、調子が悪くなったら減薬期間を延ばして対処しました。

減薬の方法は、100ccの計量カップに入れたぬるま湯に砕いた薬を

溶かし注射器を使って飲む量を調整しました。

最後の難関は、服薬を中止してからの約1ヶ月でした。

細かな段階を追って減薬したにも関わらず様々な断薬症状

(不安感、頭痛、吐き気、めまい、筋肉痛・・・)が出ましたが

ひたすら耐えました。

その後、徐々に症状の程度と出現頻度が減り2ヶ月ほどで

これらの症状も気にならなくなりました。

現在、断薬して1年4か月が経ちましたが薬を飲んでいた時には

想像できないような健康的な毎日を過ごしています。

どんな薬にも程度の多少はあるものの断薬症状があるとのこと、

本記事が何かの参考になれば幸いです。

(M)

 NAOはり灸院


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