

不妊治療(その3) 東洋医学の視点
今回は、東洋医学の「不妊」の考え方と手当について分かりやすく述べてみます。 1.自然治癒力 私たちの身体は、生命を維持し健康な生活を送るために「ホメオスタシス(恒常性)」という大切な働きを生まれながらに持っています。この働きのおかげで例えば、血圧や体温を一定に保たり、病原菌やウイルスの侵入を防ぎ、あるいは病気やケガの傷が治って健康的な生活を送ることができます。 この「恒常性」は免疫系、内分泌(ホルモン)系および自律神経の働きが複雑に連携して作用する「自然治癒力」によりコントロールされています。 2.不妊の原因 東洋医学では「冷えは万病のもと」と昔から言って、「不妊」についても「冷え」がもたらす「自然治癒力」の低下が根本的な原因と考えます。即ち、自然治癒力が働きにくくなることで様々な生殖機能の衰えが起き、「妊娠力」が下がり不妊に至ります。 ◇身体の「冷え」 ⇓ ◇「自然治癒力」の低下/免疫力、再生力、自律神経の働き、妊娠力等の低下 ⇓ ◇「不妊」/未病 (機能性不妊):原因が分からない 〃 /不妊症(器質性不妊):検査で特定できる 3.病的な「冷


不妊治療(その2)生活環境とストレス
標題について、少し私見を述べてみたいと思います。 私たちを取り巻く生活環境は、想像も付かない速さで大きく変化しています。 例えば、10年前には“Amazon”や”Line”は、これほど普及していませんでした。 今や、多くのことが画面のタッチやクリックで済んでしまう便利だけれど心と身体に優しいとは言えない生活を送っています。 情報の洪水、過剰なブルーライト、運動不足、長時間労働、睡眠不足、食事の変化など(不都合な)ストレスの要因を挙げればきりがありません。 一方、私たちの身体(体質)は祖先から受継いだ遺伝子と自然や社会の変化に順応することで長い時間をかけて獲得されたものといえます。 ところが環境の変化が余りにも急激すぎるために、私たちの身体は短い期間で変化に順応することができず心身のバランスが崩れて、いわゆる「未病」の状態になってしまいます。身体の中では、血流の低下や滞りが起きて新陳代謝が悪くなり冷えやホルモンのバランスに狂いが生じて生殖機能も低下して不妊の状態になってしまいます。 東洋医学では、このような状態を「不孕(ふよう)」と呼び西洋医学が発


自由が丘の焙煎珈琲屋さん
出かけた際、ついでに周辺の焙煎珈琲屋さんを調べて、訪れるのが好きなことのひとつです 少し前に伺ったのが、自由が丘の”クロッシング(CROSSING)” 私が訪れた時は、既に焙煎されていて、すぐ購入できる珈琲豆は3、4種類ぐらいでした 飲んだときに香りが良いものが好みだと伝えたところ、すすめられたのがお写真の珈琲豆 家で淹れたら、好みの味でした!! 次回は深煎のものを購入しにいきたいと思います また、祐天寺にある、美味しい&お手頃価格でオススメ度星5つの”ハチコーヒー”も大好きで、よく購入します 自由が丘、祐天寺に用事がある際は、是非寄ってみてください NAOはり灸院 坂谷 尚子


不妊治療
生活環境の問題やストレスから血流が低下して身体が冷えたり、ホルモンのバランスが乱れてしまいます。 その為に最も影響受ける機能の一つが「生殖能力の低下」といわれています。 無理なダイエットで月経が止まってしまうのは、その一例です。 鍼灸により自律神経の働きや免疫力を高めて生殖のメカニズムを整えることで不妊に対する治療効果が期待できます。 NAOはり灸院では、婦人科疾患の改善や不妊治療~出産後の手当てまでを鍼灸治療でお手伝いします。 NAOはり灸院